食品工場の話をする六日目 Part3~ざっくりした作業内容~
くそなげぇ誰も読む気おきない記事になってる臭がプンプンするけど、駆け抜けてこの記事で終わらせてやるぜ!!
工場内作業は 大きく分けると調理部門、包装部門、仕分け部門がある。
他にもイレギュラーなとこや部をまたいで動く人もいるけど少数なので例外として見ないことにする。
各作業場へ行ってからの内容は、自分は包装部門に所属してるのでそこ中心にお話していきます。
まずは詳しくない他部門を知ってる限り話します。
調理
調理は食材を切ったり焼いたり炒めたり揚げたり、まー名前の通り調理する場所ですね!
この時期は生野菜の虫混入が頻発してるから、ひたすら野菜への虫付着をチェックする担当も多いらしい
生野菜系の担当になれば涼しいとこで働けるし比較的よろしそうに見える
ガッツリ調理してる場所に配属されたらひたすら熱風吹きすさむとこでの仕事になるから、それだけでしんどそうっす
んであとは・・・・・・・・・具体的なことは知らん!!
虫チェックで新人や派遣さんが行くくらいで基本ベテランが多い印象。
仕分け
ここは正直ほぼ見たことがない
調理のところは作業上で寄ることがあっても仕分け現場はほぼ行ったことがない
流れ的には包装が終わって、出荷用の番重に詰められた商品達を上手いこと仕分けるんだろう。きっとそうだろう。
出荷用の番重に詰めるまでは包装でやるのだけど、商品のトレーのサイズによって番重に入れる数が違うから、そこで起きた入り数の間違いなんかも仕分けで見てるとは思う。
包装のミスで値札シールが無いとか別の商品の値札シール張ったまま仕分けに送って、そこで発見されたってこともあった。ただそのまま商品が店舗に流れて全品回収なんてことも過去にあったからどれくらい機能してるのかは結構なぞ。
多分人数は少ないと思う。
包装
ここが工場でもメインどころだと思う。
所属人数も一番多いし、長期派遣はもといスポット派遣の人もココに回される率が高い。
室温は10度かちょっと上くらいだった記憶。
工場って聞くと真っ先に思い浮かぶであろう流れてくるベルトコンベアを前にひたすら立ち続けるという苦行【ライン作業】をやっているのもここである。
ただライン作業以外をやっている人もいるのだ
具体的には
【補佐】 (たまにやる、男性職)
商品トレイの補填、ライン作業をしている人の各具材の補填
次にやる商品の準備(トレイの数を数える、各具材を冷蔵庫から持ってくる)
大雑把に言えばこんな感じ、しかしながらめんどいことも多い
補填する具材はその商品の出荷数によって重さでしっかり管理されてるけど、1商品で2000個だ4000個だ作る商品もあるわけで、ライン作業の人が1g多く入れ間違っただけで4000個なら4kg具材を使い込んでしまうわけだ。
調理の方で多少多めに用意してくれるのが慣例になっているけど終わり際に「具材が足りませーん」って聞こえるのが一番イヤな言葉。(足りねぇんじゃねぇんだテメェが使い込んでんだ)
24時間ローテーションで同じラインナップの商品作ってるから、次の便用に早めに出来てる具材があることを祈りながら調理の現場に駆け込んで「〇〇商品の☓☓出来てますかー!!?」って叫ばなくちゃならない
出来てればそれなりに重いもの持って、それなりの距離を早足で戻らなければならない苦行。
出来てなかったとしたら何の具材で何パックマイナスになったかを暗記してエンカウント率の低い社員に報告して、その商品で使う具材、トレイをマイナス商品用の保管場所に持っていく苦行。
あと補填してる新人にイチイチ嫌味やらケチつけてるババアもいる
自分はベテランの域に入ってきたからか理不尽に文句言ってくる奴はいないけど、新しい職場に入ったら理不尽小言喰らうのかなぁ(((;゚д゚)))
まとめ
・体力的に結構きつい
・動き回ると汗ばむけど、落ち着くと一気に汗冷えして辛い
・コミュニケーション取らざるを得ないシーンが多い
・時間に追われるし、ミスが起きやすい
個人的感想
最初はいっちばんダントツ間違いなく嫌な担当だったけど要領つかめば意外とイケる
忙しい分、時間経過が早く感じるから慣れてからは嫌いじゃなくなった
【受け】 (割とココ担当、男性職)
実質的にはライン作業に組み込まれる形になるけどライン最後尾でラッピング、ラベリングされた完成品を出荷用番重に詰める
――――――――――|――――| ――――
ライン |ラップ機|―|ラベル機|―受けマン
――――――――――|――――| ――――
何となくこんな感じ
出荷用番重に指定数を詰めながらラップミスやラベルミス、商品への異物混入やら具材ミスを目視確認をする。
商品やラインに入っている人数によって結構誤差あるけど時間毎1000パック近く流してる場合もあるわけで、そんなん完璧にチェックして丁寧に番重に入れるなんぞ100%誰も出来ない!
自分もほぼカンで詰めてる時も否定できないw
とは言え慣れというのは凄いもんで受ける前の短いコンベアに乗ってるところを先に俯瞰で見て上ラベルのチェック、受け取る時に触り心地で商品下に貼ってあるラベルの有無をチェック、具材に関してはミス頻度の高い具材はやってるうちに気づけてくる+そのラインで新人がどの具材やってるか見とけば大体NG商品は弾ける
髪の毛クラスの異物はラインでラッピング前の見やすい状態を見てるやつが何人もいるんだから俺が見抜けなくても文句言うなと開き直る
朝礼で前日にチョンボ犯した商品の発表会があるけど今のところ大チョンボ犯したこと無いし向いているのかも知れない!
ただこれを生かせる仕事なんて他に絶対ねぇだろ!!!!!!!
注意力あんじゃん?とか思うかもだけどたぶん俺も軽微なミスはし放題だと思うw
いちいち朝礼で言われてないだけでちょいちょいミスはあるはず!
てか他が酷ぇ!ちゃんとやってる人もいるけど商品すらみねーでボケーッと番重に詰めてるだけの人間とかいるしそりゃ派手にミスるわww
体感で言うと速いラインだと具材の一個が抜けてるとか盛り付け場所違うってのは2~3/1000は出る
ぜってぇ誰かミスるから見つけて貶めてやろうグヘヘヘヘって思いながら見るんだ!!
まとめ
・肉体的な疲労は補佐ほどじゃない
・精神的疲労は補佐よりある(決まったスピードで来るのをひたすら捌き続けなきゃいけない&一番最後に商品を見てる人間というプレッシャー)
・作業ルーム内でも特に寒い(人口密度が低いからなんかな?明らかに寒い!)
・向き不向きがあるっぽい(ドロップアウト率が高い)
個人的感想
正直ドロップアウト率が高いのはよくわからない。補佐は忙しいけど早く動くにしろ自分のペースで速度上がれるのに対して、受けは決まった速度で対応しなきゃいけないから、そこの違いがデカいんかなー
あと言うて同じことの繰り返しに近いから時間経過は遅く感じる。
特にぬる~い速度で流れるとこの担当になると身体は楽だけど5分おきに時計見てまうw
うちの工場の場合はこの[補佐][受け]が男性の主戦場になる。
どっちも向いてない人がラインに送られることになる。
さてライン作業について。。。と思ったけど分けるかー
ラインほぼ入んないから書くことあるか微妙だけど分けとくかー
お得意のまとめ能力の無さでなんだかんだ文が長くなりそうだし分けれるかw
てな感じで次回こそ本当の最終回になる、はず! つづく!!